学校・教育関係者のみなさまへ

チアエイドは、学校生活の中でつまずきを感じている子どもたちや、学校に通うことが難しくなった若者と関わる活動を行っています。
しかし私たちは、「学校の代わり」や「学校と切り離された居場所」を作りたいのではありません。
学校の価値を尊重し、学校と同じ方向を向いて支えることを基本姿勢としています。
学校の価値を、私たちは大切にしています

学校は学習の場であると同時に、仲間と過ごし、集団の中で役割を持ち、人間関係の力を育てる大切な場所だと私たちは考えています。
クラスや委員会、クラブ活動など、さまざまな場面での関係づくりやすれ違い、折り合いをつける経験は、社会に出て必ず必要になる力を身につける重要な機会です。
- 同年代の仲間との関係づくり
- 集団の中で役割を担う経験
- 衝突や誤解を乗り越える経験
- 協力して何かを成し遂げる経験
チアエイドは、こうした学校にしかない価値を尊重し、学校を否定したり、代替したりする立場には立ちません。
また、学校で起こったトラブルやすれ違いについて、学校の外から状況を整理する第三者の相談役(窓口)として、関わることも可能です。
個人情報の取り扱いや守秘に関するルールは厳守し、学校の方針や判断を尊重したうえで、本人・ご家庭・学校それぞれの状況や気持ちを整理し、必要に応じて「つながり直すための橋渡し」を行います。
いきなりの登校再開が難しい場合でも、本人の状態に合わせて段階を設計し、無理のない形で学校とつながり続ける方法を、学校と相談しながら一緒に考えていきます。
本来の目的は「学校につながる力」を取り戻すこと
チアエイドの活動のゴールは、子どもたちが学校から離れ続けることではありません。
安心できる環境の中で自信を取り戻し、少しずつ人と関わる力を育て、学校という場に戻っていける力を身につけることが本来の目的です。
そのためには、学校の先生方の理解や協力が不可欠です。
子ども本人・ご家庭・学校・チアエイドが連携することで、より良い選択肢が広がると考えています。
チアエイドが担う役割

- 学校の外で安心して過ごしながら、生活リズムや自己肯定感を整える
- 「できた」を積み重ね、再び人と関わる力を育てる
- 得意を見つけ、社会との接点(役割・小さな仕事)をつくる
- 学校復帰に向けた段階的な関わり(負荷の調整・相談)を一緒に考える
学校の努力や指導を否定するものではなく、学校教育を補完し、現実の課題に即して支える役割として活動しています。
学校では扱いにくいテーマも、現実として必要です
現代の子どもたちは、インターネットやSNSを通じて、学校や家庭の外とも簡単につながれる環境にあります。
その一方で、トラブルに巻き込まれるリスクも増えています。
インターネット上の危険性と身の守り方、性に関わる被害、金銭トラブルなどは、学校の授業の中では時間や立場の制約から十分に扱いにくい場合もあると感じています。
チアエイドでは、「怖がらせるため」ではなく、自分を守るための知識として、現実に即して伝えることを大切にしています。
- SNSでのトラブルや誹謗中傷への対処
- 知らない人とのやり取りに潜むリスク
- 性被害・加害に巻き込まれないための考え方
- 課金・詐欺・金銭トラブルへの注意点
これらは知識の押し付けではなく、事例と日常の行動を結びつけながら、「どう判断し、どう行動するか」を一緒に考える形で扱います。
学校のご協力があると、支援の質が上がります

子どもたちが安心して学校とつながり直すためには、学校側の状況や配慮点の共有、復帰に向けた段階設計など、協力が必要な場面が出てきます。
- 本人の負荷に合わせた段階的な復帰プランの検討
- 学校での状況と、外の場での変化の情報共有
- 復帰後のつまずきへのフォロー(再離脱の予防)
- 必要に応じて関係機関との連携・橋渡し
チアエイドは、学校と対立する立場には立ちません。
先生方と同じ方向を向きながら、子どもの未来のために協力したいと考えています。
ネットモラル・セキュリティ・リテラシー講習会について

チアエイドでは、学校現場のニーズに応じて、ネットモラル・セキュリティ・情報リテラシーに関する講習会を開催することが可能です。
インターネット上のトラブルは、悪意がなくても、知識や認識の不足から、簡単に被害者・加害者の立場になってしまうケースが少なくありません。
講習では、実際に起こったトラブル事例をもとに、「どのような流れで問題が起きるのか」「巻き込まれてしまった場合に、どう対処すればよいのか」を、子どもたちにも理解しやすい形で伝えています。
- ネットモラル・SNS利用時の注意点
- 個人情報・写真・位置情報の取り扱い
- なりすまし・詐欺・金銭トラブルの実例
- 性被害・加害に巻き込まれないための考え方
- トラブル発生時の相談先・対処方法
一方的な講義形式ではなく、〇×クイズ、ワークショップ、グループワークやディベート形式などを取り入れ、子どもたちが考えながら参加できる内容となっています。
「退屈せず、分かりやすい」とご好評をいただいています。
対象は、低学年向け・中学生向け・高校生向け・教職員向け・保護者向けなど、年齢や立場に合わせて内容を調整可能です。
また、クラス単位・学年単位・全校向けなど、人数や時間についても、事前にご相談のうえ柔軟にカスタマイズいたします。
※公立の小中学校様につきましては、講習会を無料で承っております。
※特に八尾市内の公立小中学校様につきましては、交通費を含めて無料で実施しています。
学校関係者の方から、よくいただくご質問
- チアエイドは、学校の指導や方針と対立することはありませんか?
- ありません。
学校の役割や先生方のご尽力を尊重し、同じ方向を向いて支えることを基本姿勢としています。
子どもと学校を対立させる関わりは行いません。 - 学校復帰を前提にした関わりはできますか?
- はい。
本人の状態に合わせて段階的な関わりを検討し、学校につながる力を取り戻すことを目的に活動しています。 - インターネットやSNSのトラブル対応についても相談できますか?
- はい。
インターネットの危険性と身の守り方、性被害や金銭トラブルなど、現実に即したリテラシーを扱っています。
必要に応じて、学校や関係機関と連携しながら進めます。 - 相談にあたって、事前に必要なものはありますか?
- 特別な準備や費用は必要ありません。
また、詳しい情報がそろっていなくても問題ありません。匿名でのご相談も可能ですし、ご相談内容をもとに、特定したり、告発したりすることはありません。
状況の整理や考え方の相談など、安心して何度でもご相談いただければと思います。
まずは、情報共有からご相談ください
すぐに何かを決める必要はありません。
子どもにとってより良い形を、学校と一緒に考えていければと考えています。
