保護者のみなさまへ

このままで大丈夫かな、と感じたときに。
ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。

「学校が合っていない気がする」
「自信をなくしているように見える」
「この先、社会とつながっていけるのだろうか」

そう感じながらも、どう声をかければいいのか分からず、見守ることしかできない状況に悩まれている親御さんも多いのではないでしょうか。

チアエイドは、そんな不安に寄り添いながら、子どもたちの「今」と「これから」を一緒に考える団体です。

チアエイドが大切にしている考え方

私たちは、「今できているかどうか」よりも、これから、どんな経験を積んでいけるかを大切にしています。

  • 成績やスピードで評価しない
  • 他人と比べず、その人のペースを見る
  • 小さな成功体験を積み重ねる

安心できる環境の中で、人と関わり、役割を持ち、少しずつ自信を育てていくことが、社会につながる力になると考えています。

さらに、私たちが重視しているのは、親子の関係です。

思春期は、親御さんに感謝の気持ちをうまく言葉にできなかったり、素直な態度が取れず、関係がぎくしゃくしてしまうこともある、とても複雑で大切な時期です。

チアエイドは、
子どもと大人(保護者)が対立する関係をつくるために活動しているわけではありません。

子ども本人の気持ちに寄り添いながら、同時に、親御さんの気持ちにも耳を傾ける。
その両方を大切にすることを、私たちは基本姿勢としています。

無理に気持ちを伝えさせたり、考えを変えさせたりすることはしません。
そして何より、チアエイドが保護者の方の「敵」になることはありません。
それは、はっきりとお約束できることです。

活動を通して育つ力

  • PC・デジタルなどの実用的なスキル
  • 人と関わる中で育つコミュニケーション力
  • 「できた」という経験から生まれる自己肯定感
  • 自分の役割を見つけていく社会性

これらの力は、一度の体験で身につくものではありません。
だからこそチアエイドでは、焦らず、段階を踏んで関われる場を用意しています。

また、活動を通して「誰かの役に立つ経験」を重ねることで、人に感謝される機会が生まれます。

感謝される経験は、自分の存在や行動に意味があると実感するきっかけになり、少しずつ自信へとつながっていきます。

自信が育つことで、感謝の言葉を素直に受け取れるようになり、やがて、自分から人に感謝する力も芽生えていきます。

これは、これから先の人生を生きていくうえで、人と関わり、社会の中で役割を持つために欠かせない基本的な力です。

チアエイドの活動を通して、
「自分の居場所は、自分でつくっていける」という感覚を、 少しずつ身につけていくことを大切にしています。

実際に、こんな歩みをした人がいます

EPISODE 01

「恥ずかしい」から「誇りたい」へ。町工場の魅力を伝える仕事に

家族や地元に反発していた中学生が、動画制作をきっかけに視点を変え、町工場の魅力発信を担う存在になっていった話です。

彼は中学生の頃、町工場で働く父親の仕事を「汚い」「安月給」「負け組」だと決めつけ、周囲の言葉に影響されながら、家族にも反発的な態度を取るようになりました。
やがて学校にも足が向かなくなり、家の中でも気持ちの置き場を失っていきました。

そんなとき、チアエイドに来て、動画編集を学びはじめました。
編集だけでなく、カメラの使い方や「どう撮れば伝わるのか」を少しずつ覚えるうちに、いつの間にか“撮ること”そのものに夢中になっていきました。

ある日、地元企業から「工場の様子を撮影してほしい」という依頼が入ります。
彼は機械の動きや職人の手元、仕事の空気感を丁寧に撮り、それを編集して一本の映像に仕上げました。
完成した動画は想像以上のクオリティで、社長はとても喜び、その後も何度も制作を依頼するようになります。

仕事を重ねる中で、彼は町工場の魅力そのものに惹かれていきました。
以前は見ようともしなかった父親の仕事に、今では専門的な質問を投げかけ、「もっと町工場の良さを伝えたい」と考えるようになっていったのです。

依頼主の社長は、彼がこれまで抱えていた背景や状況も理解した上で、正社員として迎える決断をしました。
今、彼は会社の魅力を発信する役割として活躍し、“伝える力”で地域の仕事の価値を広げています。

ポイント:
「好き」を起点にスキルを身につけ、仕事の経験を重ねることで、
自信と社会とのつながりが育っていきました。

EPISODE 02

「できるはずだった」から「役に立てる」へ。得意を仕事に変えた再出発

成績優秀だった青年が、つまずきと停滞を経験しながらも「得意」を「役割」に変えて、専門分野で活躍するまでの歩みです。

彼はもともと勉強ができ、成績も優秀でした。
ところが就職活動でも、就職してからも、思うように力を発揮できず、「自分には合っていないのかもしれない」と感じるたびに、次の一歩を決めきれないまま時間が過ぎていきました。

気づけば30歳を超え、生活リズムも崩れ、 夕方に起きて朝までパソコンに向かう日々が続きます。
「今さら何を始めればいいのか」「どうやって立て直せばいいのか」も分からず、はっきり言葉にできないまま、曖昧にやり過ごす時間が増えていきました。

そんな中でチアエイドに関わり、彼が最初に担ったのは、得意だったパソコンスキルを、人に教えるという役割でした。
誰かに教えて「分かった!」と言ってもらえる経験を重ねるうちに、「自分にもできることがある」と少しずつ自信を取り戻していきます。

さらに彼は、スキルアップを自分の目標にしました。
「何を質問されても答えられるようになりたい」と学びを深め、パソコンやIT領域を徹底的に極めていきます。
その結果、プロレベルの知識と技術を身につけ、複数の資格取得にもつながっていきました。

現在は、その知識と経験を活かし、大手企業の専門プログラムや教育現場で指導担当として活躍しています。
“得意”が“役割”になり、役割が“仕事”につながっていったケースです。

ポイント:
得意分野を「誰かの役に立つ形」に変えたことで、自信と社会とのつながりが回復し、次の挑戦へ進む力になりました。

よくあるご質問

良い結果につながる保証はありますか?
結果の出方やスピードには個人差があるため、「いつまでに」「どのレベルまで」といった具体的な成果をお約束することはできません。

ただし、どれだけ時間がかかったとしても、「社会とつながり、何らかの収益や役割を持てる状態」を目指して、継続的に関わり続けることはお約束しています。

親御さんには、結果を急がず、お子さまを信じて続けるためのサポートをお願いできればと考えています。

親よりも、チアエイドのスタッフの方が信頼されることはありませんか?
そのような関係をつくることはありません。

チアエイドは、子ども本人の気持ちに寄り添い、安心して話せる存在であることを大切にしていますが、親御さんの存在を否定したり、対立する立場に立つことは決してありません。

親御さんあってこその、子どもたちの未来だと考えています。
必要に応じて、保護者の方にお伝えする意見を持つことはありますが、敵対する立場になることはありません。

「子どもが困ったときに、助けてと言える場所がひとつ増えた」
そのように受け止めていただければ大丈夫です。

どのくらいの年齢の方が多いですか?
中学生の頃から活動をはじめるメンバーが比較的多いですが、小学生や高校生、また、30代から関わりはじめる方も沢山います。

活動を続ける中で成長し、現在は40代となったメンバーが、かつての自分と同じような悩みを持つ若い世代を支える側として、活躍してくれているケースもあります。

何かを始めるなら、早い方が選択肢が広がるのは確かです。
ただし、年齢に関わらず、「今日がいちばん若い日」であることも変わりません。

少しでも興味を持っていただけたタイミングで、まずはお気軽にご相談ください。

通える環境ではないのですが、大丈夫でしょうか?
はい、大丈夫です。
チアエイドの活動は、自宅からリモートで学び、関わっているメンバーが多くいます。

ただし、完全に自由というわけではなく、社会のルールとして必要になる納期や会議など、決められた時間は大切にしていただいています。

そのうえで、体調や生活リズムに配慮しながら、「今できる時間」「今できること」を一人ひとりと確認し、自分のペースで取り組めるよう、工夫しながら進めています。

通えない環境の方や、遠方等の理由で通うことが難しい方も、どうぞお気軽にご相談ください。

まずは相談だけでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。
無理な勧誘や、すぐに何かを決めていただくことはありません。

個人情報の取り扱いについても、ルールを徹底しています。
「少し違うかもしれない」と感じた場合は、その時点でご相談を終えていただいて問題ありません。
まずはお気軽にお問い合わせください。

まずは、お話を聞かせてください

状況をうまく言葉にできなくても大丈夫です。
情報収集やご相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。